マレーシアにあるAPU(Asia Pacific University)という大学の英語準備コースであるIEPに8月から通っている山田です!今日はマレーシアの英語準備コースの中で最も人気のあるものの一つ、APUのIEPについてご紹介します!
目次
クラス分けについて
IEPは7つのレベルがあって、IEPに入る際にに受けるプレイスメントテストでクラス分けがされていて、私はLevel 2からスタートしました。
Level Starter - Basic | 基礎レベル |
Level 1 - Beginners | 英語初心者 |
Level 2 - Elementary | 初級コース |
Level 3 - Pre-Intermediate | 準中級コース |
Level 4 - Intermediate | 中級コース |
Level 5 - Upper Intermediate | 中上級コース |
Level 6 - Advanced | 上級コース |
レベルによって授業内容も異なり、特に基礎レベルをに学ぶLevel Starterリーディングとライティング(RW)、スピーキングとリスニング(SSP)、文法(GRM)、そして語彙力強化(VE)の授業があり、その他のLEVEL 1-6ではリーディングとライティング(RW)、スピーキングとリスニング(SSP)があり、これらのレベルでは文法学習が授業内に組み込まれていました
各レベルの学習期間は1ヶ月で、月中と月末にあるテスト結果や提出物の成績で次の月に進級できるかが決まるので、なかなか気を緩めません!私は無事9月にLevel 2から3へ進級できました。
授業について
私が入学したLevel 2のクラスルームには大体20人生徒が在籍していました。生徒数が途中から生徒が何人も入学してくるなどして人数が増えると、クラスが2つに分かれたりするので、ほとんどの場合、20人前後の生徒数がキープされて学ぶことになります。
私がいたLevel 2と3では午前11時からライティングの授業が2コマ、そして午後1時の昼食を済ませて午後2時からスピーキングの授業が2コマありました。1コマ目と2コマ目、そして3コマ目と4コマ目の間にはそれぞれ10分の休憩がありました。
午前11時 | ライティングの授業 |
午後1時 | 昼食タイム |
午後2時 | スピーキングの授業 |
午後4時 | 放課後 |
授業に関しては、グループワークがいくつもあり、2人で一つの問題を解いたり、4、5人のグループで取り組むライティングの問題を解いたりしました。
ライティングの授業の中でもコミュニケーションを取るために自然にスピーキングやリスニングのスキルを身につけられました!また授業で問題を解くたびにリーディングのスキルも上がっていくので、だんだんと英語力が伸びていきました!
また、ライティングの先生が丁寧に添削をしてくださるので、自分の弱点の文法などがわかるので、本当に助かりました!
また宿題は2種類あり、先生から出される宿題(OA: Ongoing Assessment)やオンラインで提出の課題(OEL: Online English Learning)終わらせたりします
テストについて
次に各レベルを修了し、進級をするためにとても重要なテストについてお話しします。月末にあるFinal examが成績の配分の高いテストで、月中には中間テストがあります。科目は全部で4つあり、リーディング、ライティング、スピーキング、そしてリスニングがあります。それぞれIELTSを意識したような作りの問題でしたが、私のいたレベルの問題はIELTSよりは簡単だったイメージです。
スピーキングのテストに関しては、3つのトピックのなかから自分で1つ好きなものを決めてパワーポイントのスライドを用意し、5分から7分以内のプレゼンテーションを行うことによって評価されるもので、IELTSの問題の出され方とは違いました。しかし、その他の3科目は問題を渡されて解く一般的なものでした。
また、月中と月末のテスト結果のみが進級に影響するわけではなく、2種類の宿題(OAとOEL)の成績も関係します。成績のスコアの合計が50%であれが1レベル次のクラスへ進み、90%以上であれば2レベル以上次のクラスに上がります。
休日と平日のスケジュール公開
実際に英語コースで学んだ私の1日の過ごし方を公開します!休日の過ごし方やテスト前の追い込みをかけている1日というリアルな学生のスケジュールですので、これから学ぶ皆さんの参考になればと思います!
休日 | テスト直前 |
11:00 起床 | 9:00 起床 |
12:00 昼食&だらだら | 10:00 シャトルバスで学校へ向かう |
14:00 買い物へ行ったり映画を観に行く | 10:30 学校へ着く |
19:00 晩御飯 | 11:00 ライティングの授業 |
21:00 シャワーを浴びる | 13:00 昼食 |
22:00ゆっくりする | 14:00 スピーキングの授業 |
25:00 就寝 | 16:00 授業終わり |
| 16:10 帰りのバス乗る |
| 16:30 帰宅しゆっくりする |
| 19:00 晩御飯 |
| 20:00 シャワーを浴びる |
| 21:00 スピーキングの準備をする |
| 23:00 通し練習と追い込みの勉強 |
| 25:00 就寝 |
テストがない通常の授業の時は、簡単な復習をするのみで終わらせることが多いです。テストは月中と月末の2回しかないので、毎日遅い時間まで勉強しなければいけないかというと、そんなことはありません。ただ、普段からしっかりと勉強しテストで良い点数を取れないと、進級ができずに次のレベルのクラスで英語力を伸ばすことができないので、復習などの自主学習は少しでもするようにしてください!
休日は、日頃の勉強のストレスを和らげたり、疲れを取るためにだらだらと過ごしていました。マレーシアは映画のチケットがものによっては500円ぐらいで買えたりするので、たくさんの映画を安く観ることができますが、映画館はクーラーが強く非常に寒かったです!
比較的に物価が安いと言われているマレーシアですが、買い物に関しては、牛乳やチーズなどの乳製品は日本で買うものと変わらない値段だったりもするので、こちらで買うと少し高いな、と思ってしまいます。お菓子はローカルのブランドのものは比較的安く購入できますが、日本のお菓子や日本でも買える海外ブランドのお菓子などは日本で買う時と同じかそれよりも少し高い場合もあります。
寮について
寮はFortune Parkという名前のレジデンスでした。マレーシアのコンドミニアムにはジムとプールがあるのが当たり前だそうで、こちらにもそれらはありました。
APUの英語コースのパッケージには2人部屋の寮費が組み込まれていて(アップグレードで1人部屋にすることは可能)その2人部屋の中には学習机やベッド、クローゼットがあるなど一般的なお部屋でした。
共用スペースには冷蔵庫、電気ポット、電子レンジ、洗濯機、そしてWi-Fiなどがあり、フライパンなどの自炊設備以外は特に買う必要がないなと思いました。エアコンには使用時間の制限があり午後9時から翌朝午前8時以外の時間は利用できませんでした。
英語コースの料金について
APUの英語準備コースIEPはパッケージプランとなっています 。
寮や授業料、送迎費などが全て込みのパッケージなので、支払いも1回で済むので、非常に助かりました。
3ヶ月以内の学生ビザが不要のパッケージならば、ばんまれさんを通じて必要書類を提出してから2日以内に許可証が貰えたので、あとは航空券などを買い渡航準備をして出国するだけなので、とても楽に語学留学ができました。
期間 | 料金 | パッケージ内容 |
1ヶ月 (学生ビザ不要) | USD1,400 & デポジットUSD300 |
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2ヶ月 (学生ビザ不要) | USD2,400 & デポジットUSD300 |
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3ヶ月 (学生ビザ不要) | USD3,200 & デポジットUSD300 |
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4ヶ月 (学生ビザ必須) | USD4,300 & デポジットUSD300 |
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5ヶ月 (学生ビザ必須) | USD5,000 & デポジットUSD300 |
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6ヶ月 (学生ビザ必須) | USD5,600 & デポジットUSD300 |
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まとめ
APUの英語準備コースであるIEPには日本や韓国、そしてマレーシア国内の大学から語学留学に来ている生徒や私のように高校を終えてから、大学に進学するまでの英語力を身につけるために来ている生徒など様々な生徒さんがいました。
他のマレーシアにある大学附属の語学コースは、1ヶ月や2ヶ月と短期間で学べるものがなく、ビザの関係でファウンデーションプログラムや大学と紐づけられる学生ビザを申請するため、急いで卒業しないといけなかったり、落ちてしまったりした場合の延長手続きなどが大変です。たとえば6ヶ月程度英語コースに入る予定で申請しても成績によって、期間内に終えられずにビザ、寮、航空券、英語コースの延長でさらにお金がかかったりしてしまいます。 しかしIEPはパッケージプランなので、最初から自分で学習期間を設定することができます。また、マレーシアなので物価が安く、欧米の語学留学ほどお金がかかりません。観光地にも恵まれているので、休日は友達と安く国内旅行をしたりして、その度に英語を使えるので、良い英語の実践練習にもなりました!
特に3ヶ月以内のパッケージならば学生ビザも不要で、余計な手続きや心配が少なく、集中できる環境で英語を伸ばせるのでおすすめだと思います。
IEPに少しでも興味がある方は、ぜひばんまれさんにお問い合わせをしてみてください!
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