日本人の学生がどのようなルートでマレーシア留学をしているのかを分かりやすく表した図があるのでこちらの『マレーシア留学の方法と流れ』をご覧ください。
バチェラーディグリー（バチェラーズディグリー）
バチェラーディグリー（Bachelor’s degree) は学士号を意味します。日本において4年制大学の学士課程を修了することで取得することのできる資格です。
イギリスの教育制度に準じているマレーシアの大学は３年制で学士課程を修了できる場合が多いです。
ファウンデーションプログラム
ファウンデーションプログラム（Foundation Program) はマレーシア国外の教育制度に準じて高校を卒業した者が、（一部の大学では日本人の高校二年生終了後でも可能）場合学士課程を修了する大学に入学をするために教育制度の差を調整することを目的としたプログラムです。
日本の高校を卒業し、マレーシアの大学にに正規留学をする際には学部によってファウンデーションプログラムを卒業することを入学前に求める場合があります。
トランスファープログラム
バチェラーディグリーを取得するためのプログラムであるため、学士課程の一部分に属します。トランスファープログラムを経て編入先の大学に必要なCGPAという成績の基準を満たすことでマレーシア国外の大学に編入学が可能になります。編入した先の大学から学士号を取得します。
ディプロマ
ディプロマ（Diploma ）は日本において短期大学卒業あるいは専門学校卒業により取得することのできる資格です。
マスターディグリー（マスターズディグリー）
マスターディグリー（Master’s degree)は修士号を意味します。学士号を取得した後に大学院の修士課程を修了することによって取得することのできる資格です。MA（Master of Arts Degree）は文系修士号、MSc（Master of Science Degree）は理系修士号を意味します。MBA(Master of Business Administration:経営学修士）やMiM(Master’s in Management:マネジメント学修士）などもマスターディグリーに該当します。
ドクターディグリー（ドクターズディグリー）
ドクターディグリー（Doctor’s degree)は博士号を意味します。マスターディグリー（修士号）を取得したのちに博士課程を修了することによって取得することのできる資格です。
文系、理系ともにPh.D.（ピー・エイチ・ディー）と記されます。
ダブルディグリープログラム（ファウンデーションコース）
ダブルディグリープログラム（Double degree program)は他にデュアルディグリー（Dual degree）, ダブルグラジュエーションプログラム（Double Graduation program）とも呼ばれます。
学士課程におけるダブルディグリープログラムでは通常７〜８年はかかる２つの学士号の取得をそれよりも短い期間で取得することができます。
同大学で異なる２つの学部を取得することを指します。
ツイニングプログラム
提携先の大学と自分が通っている大学で、バチェラーディグリーを２つ取得するためのプログラムです。在学期間すべてをマレーシアに滞在しながらあるいは、一定期間を現地で学びながら、提携を組んでいる米国・英国・オーストラリアの大学から学士号を取得することができます。こちらは通常３〜４年かかります。