近年高い注目を浴びているマレーシア移住や留学。
特に移住の際は、MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)という長期滞在ビザを取得するか、現地で働くための雇用ビザ等が必要です。
しかし、このビザは50歳未満と50歳以上ではビザ取得の条件も異なりますので、
ビザの申請には保証人が必要で、保証人は月2,000リンギット(約53,000円)以上の収入証明が必要となります。
MM2Hの8つのメリット
マレーシアは物価の安さや治安の良さ、そして暮らしやすさに加えてMM2H取得による移住のしやすさという点から移住したい国ナンバーワンとなっています。
MM2Hは年齢を重ねても申請・活用しやすいことが特徴で、様々なメリットがあります。ここではMM2Hの具体的なメリットを8つご紹介します。
1.マレーシアに10年滞在でき、それ以降の延長申請が可能
残念ながらMM2Hによって永住はできません。しかし10年間という長期の滞在が可能で期間を延長することで、実質的な永住が可能となります。
2.滞在義務がなく日本とマレーシア を自由に行き来可能
MM2Hを取得してもマレーシアに滞在する義務はなく、出入国は自由ですので、日本とマレーシアのどちらかを一方を拠点として、セカンドハウス感覚で2国間を行き来可能な点が特徴です。
.3.年齢や語学力、職務経験に関わらず申請できる
長期滞在ビザの申請条件では、年齢や宗教、語学力や職歴などの制限を設けている場合が多いです。しかし、MM2Hは現実的な範囲での財産や収入証明のみで、大きな制限はありません。特に仕事を勇退し第二の人生を充実させるご夫婦の移住先として人気が高いのは、MM2Hの申請にこういった制限がない点が挙げられます。
4.税金対策に有利
マレーシアの税金は外国人に有利な税率なので、日本で住民税を払うよりも税金を抑えられるのがメリットです。収入源がマレーシアであれば、所得税も抑えられます。物価が安い中で税金も抑えられるので、日本にいるよりも少ないコストで生活水準を上げることができます。他にもマレーシアには相続税がないことから、富裕層のマレーシア移住も増えています。
5.利子が有利なマレーシアの銀行口座が持てる
年間の利子は3%以上と言われるマレーシアの銀行口座を持つことができます。利子のメリットが少ない日本の銀行に貯蓄するよりも、資産活用で有益性が高いと言えます。
6.住宅購入ができてローン融資の条件も良い
MM2Hを取得することで、マレーシアで住宅を購入することができます。他のアジア諸国では国籍を有しない外国人が、住宅ローンを組んだり、土地付住宅の所有権を持てる国は例がなく、マレーシア移住の大きなメリットです。
さらに、MM2Hの取得自体を「信用」とみなされて、住宅ローンの融資限度額などで有利に働くことも多いとされています。また、マレーシアの土地や住宅の価格は日本よりも安いため、ジムやプール付きのハイグレードな邸宅を持つことも夢ではありません。
7.家族も同行できる
MM2Hは、家族を同行できるのも大きなメリットです。配偶者はもちろん、21歳未満の未婚の子供、60歳以上のご両親も連れて行けるのが特徴です。子供たちをマレーシアの学校に入れて国際感覚を養わせることもできますし、ご両親に老後の快適な生活を親孝行としてプレゼントすることができます。
8.条件付きで現地就労もできる
MM2Hではマレーシア企業への投資はできますが、自ら起業すること、企業の役員になったり勤務することは原則認められていません。しかし、50歳以上で専門職を有する場合は、週20時間以内でのパートタイマーは可能です。
気になる申請方法は、次の記事『マレーシア移住2 MM2Hビザの申請条件』をご覧ください。
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